ふくいわ耳鼻咽喉科クリニックでは、本日(1月21日)発売のTJカゴシマ 2013年2月号に取材記事が掲載されました。
「鹿児島のドクターに聞く 私たちのこころとからだ」という特集の中で、「こどもの鼻水と中耳炎」に関して解説を行いました。
「こどもが中耳炎を繰り返すのですが、何か原因がありますか?」
「中耳炎は癖になりますか?」
これらの質問にお答えする形で、小児急性中耳炎の原因と、特に反復しやすい原因と危険因子に関して詳細に解説を行いました。
「なんで中耳炎を繰り返すんですか?」という質問は、耳鼻咽喉科医が診察時に受ける質問の中でもかなり頻度の高いものだと思います。普段の診療でお答えしている内容を、より詳しく原因を列挙して説明してみました。
また、「中耳炎の治療で鼓膜を切っても大丈夫なのでしょうか?」という質問も良く受けます。
当然ながら「切らずに治療」することが理想なのですが、実際の診療では「鼓膜切開術」が重要な役割を果たす場面も多々見られます。その必要性と適応、切開すべきタイミングなどに関して、詳細な回答を行っています。
その中で、当院が導入している「レーザー鼓膜切開装置 OtoLAM」に関しても簡単にご紹介しています。
OtoLAMによるレーザー鼓膜切開の一例。モニターで鼓膜上に照準を絞り、フットスイッチでレーザー照射します。
ふくいわ耳鼻咽喉科クリニックでは、開設当初から「小児耳鼻咽喉科」を標榜して、子供に特有な耳・鼻・のどの病気の治療に積極的に取り組んでいます。
今後も様々な形で、耳鼻咽喉科診療に関する情報発信を行っていきたいと思います。
2013年01月21日
TJカゴシマ 2013年2月号に掲載されました
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