2012年07月16日

新サーバ機を構築

ふくいわ耳鼻咽喉科クリニックでは、電子カルテシステム「ダイナミクス」を導入して、診療の効率化および待ち時間の緩和を目指しています。

このシステムを動かすための院内ネットワーク、サーバやクライアント端末などのパソコン機器は、すべて院長が管理しております。。。。昼間は医師、夜はシステムエンジニアという、2足のわらじです。。。

医師が自らセッティング・管理することで、より使いやすく最適なシステムを構築できるというのが、ダイナミクスの特徴でもあります。実際、ダイナミクス開発者の吉原正彦先生は内科開業医なのです。

というわけで、現在のシステムよりもさらに高速化・安定化を目指して、新しいPCを導入しました。

購入したのはEndeavor PRO5300(エプソンダイレクト製)です。ここ2年ほど、院内のPCはいつもエプソンダイレクトで購入しています。BTOでのカスタマイズメニューが豊富、安心の国内組立、発注して3日で届く素早さ、そしてなによりもアフターサービスの良さ、これが選択のポイントです。
過去に数社のPCを購入しましたが、エプソンダイレクトのアフターケアは段違いに良いです。電話1本ですぐ訪問修理来てくれますし。

数えてみたら、今回でなんと8台目のエプソンPCです!!

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届いたのがこちら。

Endeavor Pro5300
Windowsレジスタードマーク 7 Professional 32bit 正規版 Service Pack 1 (SP1) 適用済み
インテルレジスタードマーク Coreトレードマーク(TM) i7-3770 プロセッサー (3.4GHz)
インテルレジスタードマーク Z77 Express チップセット
NVIDIAレジスタードマーク GeForceレジスタードマーク GTS 450 1GB
4.0GB(2.0GB×2) PC3-12800 DDR3 SDRAM
128GB シリアルATA 600MB/s対応SSD(MLC)
IEEE1394ボード (PCI)

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HDD/SSDはフロントパネルから着脱可能なので、サーバ機としてのメンテナンス性に優れています。

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出荷時についてきたSSDはSAMSUNG製、モデル名はMZ7PC128HAFU。SSD 830シリーズのOEMですね。

また、スクリューレス構造ということで、ドライバーを一切使わずにパネル脱着から増設ボード装着までが可能です。

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青いパーツはすべて各ユニットを固定するためのもの、ネジの代わりです。。。。なんと内蔵ストレージまでネジ要らず!!

PC自作してきた者としては、あまりにも至れり尽くせりのこの筐体、便利すぎてちょっと過保護かも。。。うーん、まさに大名パソコン!

今回導入するマシンの目指すポイントは下記のようなことです。
1. SSDによるRAID1
2. ハードウェアRAIDボードによるRAIDシステムの安定化と高速化
3. Ivy Bridge対応マザーボードの導入

1&2に関してはBTOの範疇を超えているので、自身でパーツを揃えて装着です。

ハードウェアRAIDカード
LSI MegaRAID SAS 9266-4i

ライトバックキャッシュ保護用メモリ
CacheVault

SSD×2台
Plextor SSD 512GB PX-512M3P

大学病院の電子カルテシステムを管理している先輩に相談した結果、ハードウェアRAIDカードの購入を決定。因みにこの先輩、医師でありながら病院全てのネットワーク・業務用サーバを管理している、医療情報学の権威です。。。もはや大御所といっても過言ではないくらい、頼れる先輩です。今年1月に鹿児島で開催された医療情報学連合大会では事務局長・シンポジウム座長をつとめられました。
第31回医療情報学連合大会(第12回日本医療情報学会学術大会)@鹿児島

これからしばらく、いろいろといじり倒して、サーバ機として実戦投入を目指します。
posted by BB at 19:16| Comment(0) | 電子カルテ
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