2011年07月14日

社内レクチャーにて講演

ふくいわ耳鼻咽喉科クリニックでは、製薬会社からの依頼にて、企業社内レクチャーとして講演を行いました。

今回のテーマは「上気道感染症の治療戦略」で、耳鼻咽喉科領域における感染症の中で特に頻度の高い鼻副鼻腔炎に的を絞ってレクチャーしました。

講演_2011_07_13.jpg

内容は2部構成で、第1部では急性副鼻腔炎の診断と治療について講演しました。

当院では、既存の単純レントゲンに加えて、重症例では全身型マルチスライスCTにて鼻副鼻腔炎の画像診断を行っているのが特徴です。CT画像から重症度診断を行い、それぞれの診断に応じて内服治療から外科的治療に至るまでの選択をしています。

また、炎症が急速に進む急性副鼻腔炎に関して、その合併症の中でも特に危険度の高い「鼻性視神経症」など、気を付けなければならない疾患の解説を行いました。さらに副鼻腔炎と鑑別を要する疾患である、副鼻腔真菌症、あるいは悪性腫瘍に関する講義と鑑別のポイントを概説しました。

つづいて第2部では、鼻副鼻腔炎の治療で重要なエアロゾル療法に関して、当院での工夫点を中心に講演しました。

具体的には、個別化ネブライザーブース、エアロゾル療法をより効果的に行うための局所処置など、昨年の第34回日本医用エアロゾル研究会(名古屋)におけるシンポジウムで講演した内容が中心です。

1時間ほどのレクチャーでしたが、自身にとっても有意義な会であったと思います。
posted by BB at 23:20| Comment(0) | TrackBack(0) | 臨床研究
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