2011年03月10日

日本アレルギー学会専門医試験に合格!!

ふくいわ耳鼻咽喉科クリニックでは、開院当初からアレルギー科を標榜しており、「舌がん・咽喉頭がんの早期診断」とともに、診療の大きな柱としてアレルギー診療に力を入れてきました。

アレルギー学に関しては、勤務医時代から日本アレルギー学会に所属して学んでおり、またアメリカ留学時代にも免疫アレルギー学の基礎的研究を行っておりました。

しかし開業医としてアレルギー診療をより専門的に行うためには、学会の認定資格である「日本アレルギー学会認定専門医」を取得する必要があることを以前から感じておりました。

専門医試験の受験資格を得るためには、学会参加、認定施設での研修、アレルギー集中セミナーの受講など、各種の条件があります。これらをクリアーすべく、開業も学会で勉強したりして努力を行ってきました。

昨年8月に横浜で開催された「相模原臨床アレルギーセミナー」に参加したのもその一環です。詳しくはブログでもご紹介しました。
Triple B「相模原臨床アレルギーセミナー初日」

そして本年1月、東京で日本アレルギー学会認定専門医試験を受験してきたのです。。。。

実は2008年11月の開業以来、試験を受けるのはこれが2回目だったりします。

1回目は2009年1月に受験した「がん治療認定専門医試験」です。この時は、開業して間もない時の受験で、かなりプレッシャーがかかっていたのを覚えています。。。
Triple B「がん治療認定医 試験合格!」

そして今回2回目となる受験の結果ですが。。。


!!!合格です!!!


。。。まあタイトルに「合格」とか書いてるので、すでにお分かりだと思いますが。。。

アレルギー学会.jpg

試験範囲はアレルギー性鼻炎など耳鼻咽喉科的疾患にとどまらず、気管支喘息やアトピー性皮膚炎など、アレルギー疾患全般からの出題でした。マークシート方式で110問、昔受験した共通一次試験を思い出します(センター試験ではないところが昭和な感じです)。

とにかく合格できてほっとしています。受験勉強を支えてくれた家族、そしてクリニックのスタッフに感謝しています。

3月末には認定証書が届く予定で、そしたら晴れて「アレルギー学会認定専門医」です!!
posted by BB at 22:55| Comment(3) | TrackBack(0) | 臨床研究
この記事へのコメント
Thatツ痴 really shewrd! Good to see the logic set out so well.
Posted by IkXFwguZO at 2011年05月25日 05:50
はじめまして

合格、おめでとうございます。

テレビなどで、「Aさんは、アレルギーの試験で、小麦に
アレルギー反応がある」「Bさんは、アレルギーの試験で、
花粉にアレルギー反応がある」などと見ます。

アレルギーの臨床試験の方法に関して、
ご存知であればお教え下さい。

アレルギーなどの臨床試験は、下記の様な例外系の
試験や再現性が行われて、「アレルギー反応がある」との
判断をされるのでしょうか?

例1)水や整理食塩水などに対して、アレルギー反応を
起こさないか?(例外系)

例2)アレルギーを起こす物質に、同様に、アレルギー反応を
起こすか?(正常系再現性確認)
Posted by ふと疑問です at 2011年06月01日 00:17
コメントありがとうございます。日本アレルギー学会ウェブサイトに情報がありますのでそちらをご覧ください。

http://www.jsaweb.jp/public/general/knowledge_04.html

http://www.jsaweb.jp/public/index.html
Posted by BB at 2011年06月05日 08:34
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