2010年07月23日

ドカーン!!

ふくいわ耳鼻咽喉科クリニックでは、院内PCを自作しています。例えば、ネブライザーコーナーで上映している動画は、自作小型PCで制御されています。

今回、診療で撮影した動画を保存・編集するために、最新のCPUであるIntel Core i7-980X extreme editionを使用したハイエンドPCを自作することにしました。

自作PCで最もこだわるべきパーツは、ズバリ電源であると思っています。実際、過去に某メーカーの安物電源を購入して、組みあがったマシンの動作が不安定で、電源の交換でシャッキリ動作になった経験をしたことがあります。

なので、今回購入したのは、Silverstoneの1000W電源、SST-ST1000-Pです。電源の信頼保証基準である、80PLUS SILVER認証を取得したモデルで、安心の日本製コンデンサを採用、というのが売りです。高性能CPUを使用するにあたり、一番こだわったパーツです。

その他のパーツは下記のとおりです。

【CPU】Core i7 980X extreme edition
【マザーボード】ASUS Rampage III Extreme Edition
【ビデオカード】MSI N460GTX 1G OC/D5
【メモリ】Corsair XMS 2GB 3枚組 CMX6GX3M3A1600C9

これら最小限の構成で組み立て、まずは動作チェック。電源オン!!

いつもどおり、BIOSセットアップ画面が表示されました。CPUのクロック数、メモリの容量などはうまく認識されているかどうか、チェックしようとしたところ。。。


ドカーーーーン!!!!!


。。。ドでかい爆発音と共に画面は真っ暗。。。。

マザーボードのスタンバイランプもつかず、全く通電していない状態です。。。。

電源スイッチを入れてもうんともすんとも言わず。。。


。。。しばらく呆然とした後、ようやく、どっかのコンデンサが破裂した事に気づきました。
電源が入らないので電源ユニット内のコンデンサであろうと思い、これを外して手持ちの電源ユニットに交換。他のパーツが壊れていないことを祈りつつ、冷や汗をかきながら恐る恐るスイッチオン。。。


動きました!!


幸い、電源ユニット以外のパーツに被害はありませんでした。しかし、10万円近くするCPUが爆発の衝撃で駄目になってたらと思うと、ぞーっとします。。。

Siliverstoneの日本代理店であるマスタードシードに連絡をとった後、購入したツクモネットショップに連絡。ツクモでは「おケガはございませんでしたでしょうか」という言葉と共に、素早い対応で新品と交換。「返金処理して他製品と交換」という申し出も頂いたのですが、とりあえず同一商品を再度選択しました。。。。。

そして、再びセットアップ。電源オン!!。。。ボタン押すまで心の整理が必要でしたが。


オッケー牧場!!

なんの問題もなく動きました!!


それにしても、高級電源という触れ込みの割に爆発&初期不良というのは、、、、。中を開けてコンデンサの破裂を確認したわけではないのでまだ断定はできませんが、交換したユニットで普通に動いているので、現時点では初期不良と考えて間違いないと思っています。返品した電源ユニットの故障原因等、調査結果がしっかり知りたいところです。。。。

SST-ST1000-P、使用には勇気が入ります。。。
posted by BB at 23:20| Comment(0) | TrackBack(0) | ガジェット
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