アレルギー学に関しては、勤務医時代から日本アレルギー学会に所属して学んでおり、またアメリカ留学時代にも免疫アレルギー学の基礎的研究を行っておりました。
しかし開業医としてアレルギー診療をより専門的に行うためには、学会の認定資格である「日本アレルギー学会認定専門医」を取得する必要があることを以前から感じておりました。
専門医試験の受験資格を得るためには、学会参加、認定施設での研修、アレルギー集中セミナーの受講など、各種の条件があります。これらをクリアーすべく、開業も学会で勉強したりして努力を行ってきました。
昨年8月に横浜で開催された「相模原臨床アレルギーセミナー」に参加したのもその一環です。詳しくはブログでもご紹介しました。
Triple B「相模原臨床アレルギーセミナー初日」
そして本年1月、東京で日本アレルギー学会認定専門医試験を受験してきたのです。。。。
実は2008年11月の開業以来、試験を受けるのはこれが2回目だったりします。
1回目は2009年1月に受験した「がん治療認定専門医試験」です。この時は、開業して間もない時の受験で、かなりプレッシャーがかかっていたのを覚えています。。。
Triple B「がん治療認定医 試験合格!」
そして今回2回目となる受験の結果ですが。。。
!!!合格です!!!
。。。まあタイトルに「合格」とか書いてるので、すでにお分かりだと思いますが。。。

試験範囲はアレルギー性鼻炎など耳鼻咽喉科的疾患にとどまらず、気管支喘息やアトピー性皮膚炎など、アレルギー疾患全般からの出題でした。マークシート方式で110問、昔受験した共通一次試験を思い出します(センター試験ではないところが昭和な感じです)。
とにかく合格できてほっとしています。受験勉強を支えてくれた家族、そしてクリニックのスタッフに感謝しています。
3月末には認定証書が届く予定で、そしたら晴れて「アレルギー学会認定専門医」です!!