2011年02月06日

スギ花粉の飛散状況

今週月曜日は激しく雪が降って、枕崎方面は積雪で大変なことになっておりました。しかしその後は急に気温が上昇し、日中は最高気温17度を観測するなど、いきなりポカポカ陽気の気配です。確かに、立春も過ぎましたし。。。

そうなりますと、心配なのは「スギ花粉症」です。

スギは気温の変化に敏感に反応し、気温が上がると雄花から花粉が放出されます。ちなみにスギは雌雄同株で、枝の先で幼虫のような形をしてぶら下がっている雄花から花粉が飛んで、枝の先端に1つある雌花で受粉し、雌花が球果となって中に種子ができるのです。

例年、南薩地方では2月第1週にスギ花粉症の患者さんが増えてくるのですが、今秋気温が急に上昇したので、今週末はそろそろスギ花粉症様症状が出だす時期ではないか、と予測していました。

昨日の診察でも、鼻症状(くしゃみ発作、鼻汁、鼻漏の3大症状)に加えて、眼の掻痒感を訴える方がおられ、やはりスギ花粉症の到来を疑わせる所見でした。

1月31日から環境省のスギ花粉症情報(はなこさん)が立ち上がっており、鹿児島の花粉飛散状況が確認できるようになっております。

昨年は真夏日が続いたので今年のスギ花粉量は増加すると予測され、スギ花粉症有病率が低いといわれる鹿児島でさえ2倍以上、花粉の多い関東では5倍ほどの増加予測がなされています。

外出の際にはマスクとメガネ着用、ウール製品や毛皮など花粉を吸収しやすい服は避けて、ポリエステル製など花粉がつきにくい服装がお勧めです。また花粉は日中の飛散がメインですので正午以降の外出は要注意です。。。。

上記は「鼻アレルギー診療ガイドライン ―通年性鼻炎と花粉症―2009年版(改訂第6版) 」からの抜粋です。

ふくいわ耳鼻咽喉科クリニックでは今後もスギ花粉症に関する情報発信を行っていきます。
posted by BB at 12:04| Comment(0) | TrackBack(0) | クリニック診療