2010年02月10日

スパイロメーターを院内LANに接続

ふくいわ耳鼻咽喉科クリニックで導入した呼吸機能検査装置スパイロメーターSP-350COPDですが、データ出力機能があり当院で使用している電子ファイリングシステムRS_Baseにデータ取り込みができます。

出力はRS-232Cで、シリアルケーブルによる接続が必要なのですが、いまどきのPCではシリアル端子など廃止されて久しい状態です。。。

しかし、昔使っていた日立のノートパソコン(PRIUS NOTE 200B5TM)を物置から取り出してくると、見事にシリアル端子が!
これで早速接続してみると、さくっとうまくいきました。。。。8年前のPCが現役に復活です。

さらにその後いろいろ調べてみると、RS232CをLAN経由でPC接続するコンバータがあることがわかりました。
というわけで早速導入してみました。

LCNV-232RX(ラステーム・システムズ製)
lcnv232rx-top.gif

スパイロメーターからデータ出力を行うと、LCNV-232RXがLAN経由でデータ転送、そして受け手側のPCでは仮想シリアルドライバがデータ受信を行います。
このPCでは、RS_Commというアプリがデータを取り込みRS_Baseにデータ登録を行います。これらはすべて自動で行われるので、結果として「スパイロメータでデータ出力ボタンを押すと、RS_Baseにデータが登録される」ことになります。RS_Comm、素晴らしいです!!

RS_Comm(Medical-In製)

しかしセッティングに関して若干ハマってしまったところがあるので、備忘録代わりに記載しておきます。

(1)スパイロとLCNV-232RXの接続はストレートケーブル。

(2)LCNV-232RX、RS_Commのシリアル設定では、どちらも「パリティ:なし」にしておく。

(3)仮想シリアルドライバ設定時には、他ソフトとポート番号がかぶらないようにする。当院では、いびき測定装置の番号とバッティングしていたのに気付かず失敗した。

・・・振り返ればたいしたことないことばかりですが、気づくまでにかなりハマってしまいました。。。

Medical-Inならびにフクダ電子の各担当様のアドバイスでクリアすることが出来ました。感謝です。

2010年02月09日

呼吸機能検査装置を導入

ふくいわ耳鼻咽喉科クリニックでは、呼吸機能検査装置としてスパイロメータSP-350COPDを導入しました。
長く続くセキや痰が続くような患者さんでは、その原因がたくさんあります。

ノド(喉頭)に異常がある場合、鼻の病気があって鼻水が流れ込む場合(後鼻漏)、胃液がノドに逆流してくる場合(逆流性食道炎)、そして気管支や肺の病気が隠れている場合などです。

このように「慢性のセキ」の原因を突き止めるには、耳鼻咽喉科領域の精査と呼吸器領域の精査、さらに消化器領域の精査まで必要となります。

これらの原因を調べるために呼吸機能検査は非常に有用です。簡単な検査で肺の状態を調べることができて、近年増加傾向にある慢性閉塞性肺疾患(COPD)などのスクリーニングを行うことが出来ます。また肺年齢も表示されるので、説明にも役立ちます。

sp_350.jpg

呼吸器領域の初期診断を行うことで、耳鼻咽喉科での治療が適応となるのか、呼吸器専門医へ紹介する必要があるのかが判断可能となります。
posted by BB at 23:20| Comment(0) | TrackBack(0) | クリニック設備