このプログラムの設定をいじらせてもらいまして、ふくいわ耳鼻咽喉科クリニック風にアレンジしてみました。

初診、再診をそれぞれ色分けして表示するのは標準仕様ですが、それに加えて「来院して診察受付したが、待ち時間があるのでいったん外に出る、いわゆる外出中」の番号を色分けしてみました。さらに「外出中の患者様番号は表示されても待ち時間にはカウントしない」ようにしました。ちょっと意味が伝わりにくいかもしれませんが、具体的には「診察が5人待ちで、そのうち2人が外出していたら、実際の待ち時間は3人診察するのに必要な時間」という計算式です。
これまでは診察待ち人数が表示されるだけだったのが、今回のシステムではその内訳が表示されることでより待ち時間が明確になることを期待しています。
まず数日は自分のPC上でこっそり導入してみましたが、自分の思っていた以上に予測時間が正確なのに驚きました。。。。さらに細かい微調整をかけた結果、正式導入してみました。すると、従来のものよりも見やすくなったと御高評を頂くようになりました。
朝一番や学校が終わった夕方など、患者様の受付が同時間に複数名重なったりしますと、どうしても待ち時間が生じてしまいますが、このシステムがあることで「ちょっと買い物にいってきます」「ちょっと銀行へいってきます」などと時間を有効にお使いいただけているご様子です。
自分の診療理念が「説明はじっくりと、しかし診断と治療は的確かつ迅速に行うことで、診療時間の最適化を目指します。」となっていますので、診療時間を削って待ち時間を減らすことはできませんが、待ち時間の有効利用という観点からこのシステムの導入は大変有効であると思いました。